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美里フラワービレッジ


重県農水商工部農山漁村室の方々の案内で、津市(旧美里村)の美里フラワービレッジにうかがう。

花と野菜の産地直売所と銘打った直売所は、足坂地区のグリーンロード沿線にある。「地域農業を守り、耕作放棄地に花を植え、美しい美里を残したい」という地域住民の思いが結集した拠点である。

その名のとおり、ちょうどヒマワリの花が見頃を迎えていた。今週末は是非、時間を作って見に行くと良い。花はこればかりでなく店内で販売しているが、何よりも地元のおばあちゃんの笑顔が咲き誇るヒマワリ以上だろう。

平成13年にオープンしたこの直売所。関係者の中では次の夢を膨らませている。

きっと夢が実現したときには、もっとたくさんの花々とそれに負けない笑顔が皆さんを迎えてくれるだろう。

説明いただいた村治千代子さん、ありがとうございました。

問合せ先:059?279?2887

昼食は「山里カフェ 桃」でいただく。つい先頃、坂東栄治さんもテレビのロケで寄ったそうだが、ヘルシー手作りランチを食す。

豆乳汁も美味しかったがメインは「サラダ」だろう。すべての食材を地元産でこだわるが、サラダのソースだけは、アボガドを使用。しかしマイルドでサラダに良く馴染む。

このカフェは食事だけでなく「アトリエ澄」も一緒にやっている。良い生地を使った服が陳列されていた。デザインや素材、染料にもこだわっていそうである。

雰囲気が飯田市のアートハウスとよく似ていた。

昼食後、津市職員と美里農産物加工組合長の山川さんの案内で、桂畑(かつらはた)地区へ向かう。平成14年度美しい日本の村景観コンテストで農林水産大臣賞を受賞したところだ。地区に入って感じたことは、土手草がきれいに刈られ、きちんと管理されていることだ。住む人の景観に対する意識が高い。受賞後、数年を経ても変わらない努力は、地区内居住者がいかに誇りを持っているかを表している。

こんな集落が日本から消えることなく続いてほしいと願っている。

農林水産省の方々、表彰地区は活きています。こうした努力地区に表彰後もアフターケアを望みます。

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コメント / トラックバック1件

  1. 小西 肇 より:

    1.

    先週はグリーンツーリズムのシンポジウムで貴重なご講演頂きありがとうございました。
    農山漁村といえば過疎化、高齢化、集落機能の低下…、いろいろ問題がありますが、グリーンツーリズムの実践者や我々行政関係者が地域の活性化に取り組むに当たってヒントとなるお話をたくさん聞かせて頂き、大変勇気づけられました。
    今後ともよろしくお願いします。

コメント 小西 肇

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