一覧たび談

韓国の農業農村ツーリズム事情(1)

■アジアの農村事情
 少子高齢化による中山間地の農村の担い手不足は日本、韓国、中国に共通する課題です。
各国のグローバル経済戦略の狭間に落ち込んだ中山間地。土地利用型の大規模経営が不可能な地域は都市と農村の経済格差だけでなく教育や生活環境にも大きな格差が生じています。
こうした背景から若者は、より高い学歴を得るため都市へ流出しており、このままでは東アジアの農村は崩壊する、そんな危機感さえ感じられます。
 1990年代、タイの山村で村を離れる子どもたちに危機感を持った村人が「学校教育を受けると外へ出てしまう。外へ目を向けることは大事だが、地元にある価値を分かって欲しい。そのための活動として、森や伝統的な農法の再生とあわせて自分たちはやっていくんだ」と自分たちで「地元を愛する子どもの会」を立ち上げた(里見実國學院大学名誉教授)
 タイの村人は地域教育こそが村を救う唯一の手段だと気づいたのだが、若者が農村離れする日本や韓国ではどれほどの人が気づいて実践しているでしょうか。

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