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田んぼの中に地球規模の環境保護を考える

カブトエビを見たことが
ありますか。

手元に写真が無いので、
「カブトエビ」をネット検索してみてください。

私が初めてカブトエビを
見たのは、30代に入ってからです。

海にいる「カブトガニ」
の赤ちゃんみたいなものが、田んぼの中で一生懸命泳いでいたんです。これは感動でした。田んぼの主から何十年ぶりの発生という話しで、子どもたちに見せた
いとさっそく家族を連れて行きました。

 

カブトエビは水中の泥を
かき混ぜて、芽を出した草などを浮かせますから、除草の手助けをしてくれます。ところが、その1年だけで次の年はもう出なかったのです。

聞けば、除草剤を打った
とのことでした。

ちょっとした環境の変化
で、生き物が生まれ、そして絶えてしまう。そんな虫たちにとって、田んぼは地球なんだ。悲しい思いをした記憶があります。

 

私は役所で、ずっと農業
関係の仕事に携わるなかで、いちばん敏感になったのが天気です。農家の人たちは、温度が1℃上がったり、下がったりするだけで、作物の作りかたを考えなく
てはいけないし、雨や雪は降りすぎても、降らなくても困る。一年中、自然と相談しながら農作業をしているから、気候の変動は重大問題なんです。

考えてみると、子どもの
ころと比べて何となく積雪が減ったように思いますし、急に熱くなったり、寒くなったりして春と秋が少なくなっている。そんなとき、地球の温度が上がってき
ているのかなと思います。

飯田下伊那はりんご等の
果樹産地ですが、10年先は作りづらい環境になっているのかなぁ、それともCO2削減が進んで、今
のようの作れる環境でいるのかなぁ。

 


境モデル都市の実現に期待したいです。

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