司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」はテレビで好評だったようですね。
明治の人たちの上昇志向というか「やってやろうじゃないか」という勢いが、閉塞感を感じている方の共感を生んだのでしょう。
現在拡大する格差社会。果たして風雲児が現れるでしょうか。
マスコミを賑わす関西方面の市長さんは風雲児なのかな?
まあその当たりはそれぞれの見識に委ねます。
高い坂の上のさらに遙か上を流れる雲が、合従連衡を繰り返し目まぐるしく形や考えを変える姿を眺めるだけの小さな蜘蛛の自分。
取りあえず坂の下でコソコソと網を修復して、時々転げ落ちてくる獲物を待っていたけど、落ちてくるのは食えない野郎ばかり・・・。
来春は糸を出して風に乗ろう。
どこに着くかは風任せだぜ?!