報道でご承知のとおり、とうとう10年連続で自殺者が三万人を超えた。内容は発表記事
をみていただきたいが、近頃は硫化水素を使った自殺が相次いでいる。
別にここで自殺の社会問題を取り上げるつもりはないが、硫化水素自殺で私は不思議なことに気づいた。
現場取材報道の中に違和感があったのだ。
自殺現場の付近の人たちが、「卵の腐った匂いがした」と言っている。
テレビでキャスターが注意喚起を促す場面で、たしかに聞いた言葉だ。
でも果たして……言っている人は本当に「卵の腐った匂い」を嗅いだのだろうか?
「硫黄の匂い」とか「ゆで卵の匂い」なら理解できるのだが???
これを読んでいるあなたは、「卵の腐った匂い」を経験していますか?
ひび割れた状態で暫く放置すれば、たしかに腐りますが、卵はそう簡単に腐りません。
もし、経験があればご連絡ください。全国で何人経験しているか気になります。
ここで言いたいのは「聞いただけで経験した錯覚に陥っている」と言うことです。
田舎の子どもたちは、現在都市の子どもたちより自然体験や農業体験が不足しています。
子どもに限らず大人たちもです。
廻りに自然や農村が当たり前のように存在していると、それだけで経験しているような錯覚になっているからです。
本気で体験させないと次世代にあ
なたの地域から農村が消え、人も消えてますよ!!