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地域再生のための観光とはなにか2~リーケージ問題を解決する

そもそも地域を活性化させ地域を再生するには『リーケージ問題』を解決しなければならない。

リーケージとは『漏れる』こと。いくら外貨を稼いでも地域からその金が漏れていては、地域が活性化しないということだ。

稼いだお金が地域内で2回転3回転することで地域は元気になる。しかし下図のように様々な場面でお金は地域外へ出て行ってしまう。

観光客誘致で外貨をどれほど稼いでも、このリーケージ問題を解決しなければ地域は再生しないと断言したい。

様々な場面でのリーケージ

◇観光客数の増加では腹はふくれない

国を始め市町村に至るまで、『観光客数』の増減で一喜一憂している。しかし大切なことは客数ではなく地域の観光振興によって『いくら金が地元に落ちたか』『何人が食べられているか』が重要だ。さらに1万人で100万円を落としてもらうより1人で100万円を落としてもらう方が地域環境に負荷をかけない。つまりいい加減な観光統計の数値(本当に役に立たない)を素に空想映画のような計画を立て目標設定をすることは無駄だ。

自分が見たいものしか見せないし答えないハリーポッターの「みぞの鏡」を地域は見ている。もう「日本で一番住みやすいのはどこ」と鏡に向かい尋ねるのは危険だ。ずっと鏡に問うているとゲシュタルト崩壊を起こすだろう。

行政は一生懸命頑張って観光客が増加した時点で喜ぶのでは無く、住民の「腹はふくれたか?」「生活が向上したか」「地域環境は改善されたか」の達成で喜んで欲しい。

もう日本は「量」の時代は終わった。「良」で無くなったのだ。

観光における評価指数の見直しが必要だ。

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