雄略13年にウヌ女に相撲を取らせたとする大相撲。
桓武から平安の四世紀では「相撲節会(すまいのせちえ)」が盛んだった。
「力士漂泊」(宮本徳蔵)によれば、七道諸国から力士を集め、近江国より東を東方、西の出身を西方と名付けた。それは征服した東「毛人」と西「衆夷」を意味しており、大和政権の演劇パフォーマンスであったとしている。
伝統については様々な論考があるが、国技館は円形と方形を複雑に組み合わせた密教の曼荼羅図だという。その曼荼羅図で最も重要なのが、上段中央の一印会と呼ばれる部分で、大日如来が描かれている。こここそ展覧相撲で天皇陛下が着座する場所なのだ。
大相撲の学校ではこうした歴史を学んでいるかは定かではないが、公益法人として国民に、きちんと歴史を広報してはどうだろうか。
ねえ、超甘党のスイーツ広報部長さんいかがですか?