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女性の活躍ってナンだろうか?(2)

4月に施行した女性活躍推進法。相当あわてて幹部職員に女性を登用する企業も増加していますね。

お茶番に電話番、受付、コピー取りなんて雑用ばかり女性にさせていた企業は、マネジメントや対外折衝などを全くしてこなかったため、幹部社員に登用したくても育っていません。しかし行動計画の作成から実数値を求められるため、取りあえずポストを新設し、やりましたパフォーマンス。

米国のテレビドラマでは、たくさんの女性がリーダーとして奮闘しており、大統領選にも出馬している。力さえあれば男女平等は米国流儀なんだろう。

日本は前回も書いたように明治以後は薩長クーデターの元、家父長制の男社会に作り替えられ、「男は仕事、女は家庭」とされ、外で連れだって歩くときは後ろから付いていくなんていうことが常識(常識は故意に作られるモノ)となりました。

終いには「家の愚妻」などと平気で言う。

「家の愚夫」なんて言葉はないんだな。

そもそもが結婚しても「嫁」であり「妻」ではない。もちろん相続権もなかった。

昭和の時代に代表権や決定権を有する役員(大企業から田舎の集落まで)になる女性は稀であり、勉強する機会すら与えられなかった。

まあ最近では、父と娘で骨肉の代表権争いをした◯◯家具もあり、隔世の感があります。

一般女性が自分を主張できるように変わりだしたのは、テレビドラマで「かんち~!SEXしよ!」と女優に言わせた頃からでしょうか?

今回の法律は、低賃金パートが欲しい企業側の思惑が透けて見えますが、「専業主婦が理想~!」なんて言わずに女性たちは社会を奪い返す絶好の機会と捉えていただきたい。

混迷し停滞した日本を再生するには女性の力に頼るしかないのです。

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