一覧たび談

鬼プロジェクト始動!

ツイッターでの何気ないつぶやきから2011年1月8日に福島から岡山まで総勢15名。各地で頑張る鬼の精鋭が参集した。

「第1回にっぽんの鬼復活プロジェクト」と個人趣味で冠した集いの目的が以下であり、今後、さらに賛同者を募っている。

※このプロジェクトへの参加希望は本HPの問い合わせへお願いします

大江山の酒呑童子、羅生門の鬼。かつて日本には鬼が跋扈し、その存在に高貴な人々は畏怖した。貴族以外は「人でなし」であった民衆は、森羅万象=鬼=モノを敬い、豊穣を与えてくれるモノとして生活になくてはならない身近な存在としており、庶民の息吹であった。

時代が移ろい、「追梛」(節分)の宮中行事がいつしか庶民に移行し、鬼は悪いモノとのイメージが定着するも、地方には時の統治者との対極に鬼を位置づけ文化として守り続けている。

鬼は隠であり姿は現さないが、統治者を恐怖させる力を有していた。河童や天狗も鬼と同様にいわゆる「もののけ」の部類に入るが、それは金銀銅や鉄、水銀、石炭を探査した山岳民族や製鉄技術や薬学を有する技術集団であったとされる。それらの民がいることでその地の民衆に恩恵があったことは歴史が示している。

 中国から伝承された鬼を独自の解釈により日本文化として発展させ全国各地に根付いた鬼。今日の閉塞感が拭えない日本において、鬼文化をキーワードに「ONIツーリズム」という新たなキラーコンテンツを武器に、国内観光からインバウンドまでを視野に入れ、全国展開の取組が構築するため下記の研究と実証を行う。

□プロジェクトの行動

1.鬼文化や地名として現在残る地域の全国的なネットワークを構築する

2.ネットワークは参加したい企業・個人・民間団体・行政を参集する。ただし「この指止まれ」方式で平均的な勧誘は行わない。

3.ネットワークは参加団体・個人・企業自ら出資し運営する。

4.協議会では次の項目についてそれぞれのプロジェクトを設置し事業の具現化を図る。なおプロジェクト案件は、企画した者が責任主体として実施運営し、ネットワークメンバーはサポートする

 ?鬼をテーマとするツーリズム造成・販売

  ●鬼文化の発掘と商品開発

  ●製鉄と鬼。鉱物採掘における技術者集団との関わりと伝承。黄金の国ジパング。これら歴史探訪の商品化

  ●河童、天狗など「もののけ」群を含み融合した商品開発

  ●鬼文化を活かしたインバウンドの推進。

  ●インバウンドに不可欠な鬼文化および密接に関連する温泉と日本食の再生。

  ●地域内コラボの推進と、全国を回遊させるコンテンツの開発

 ?鬼関連商品の開発

  ●新規商品開発、既存商品のリニューアル、統一パッケージ作成、鬼キャラクター作成

  ●インターネットゲームとの連携研究

 ?にっぽんの鬼復活シンポジウム開催

5.今後の展開

 ●月例研究会、情報交換会の実施

 ●会員制への移行

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コメント / トラックバック2件

  1. 山中 健康 より:

    山中健康(Twitter @kenkoulance)と申します。
    「鬼プロジェクト」是非参加したいです。
    東京のバス会社で無料巡回バスやオープンバスの
    全国展開で「地域連携」「産業観光」から、
    地域活性化の枠組やきっかけ作りのお手伝いを
    したいと考えております。

    何卒よろしくお願い申し上げます。

  2. 北田 耕嗣 より:

    岩手の鬼の手形を推薦します!岩手から参加致しますので、宜しくお願いします。

コメント 山中 健康

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