昨日の文は、ほとんどツィッターでしたね。今日は漫画アニメの話しです。
「咲-SAKI」は青年誌に掲載された萌え系麻雀マンガと言って差し支えないかと 思いますが、2010年3月21日に第1回「さきすぺ」と称するイベントが飯田文化 会館で開催され、200人のファンが集まりました。
このマンガはテレビアニメやゲームになっているそうで、それなりに人気があるのですが・・・
すみません読んでいませんので??
このブログを見つけたファンの皆さん、ごめんなさいm(_ _)m
では、なぜ飯田なのか??
実は「咲-SAKI」というマンガの設定が長野県内らしく飯田はファンの聖地と なっていたのです。
それはマンガに「風越女子高校」の生徒たちが登場しているからです。
飯田の高台にある飯田風越高校、数十年前はたしかに女子校でしたが現在は共学ですのであしからず。
でもアニメのセーラー服はけっこう似ていますね。
そしてその背景はダイコン坂と生徒たちが呼ぶ坂道などリアルな飯田の風景が描かれています。
ファンのブログを検索して見ると、一生懸命、原作にあわせ写真撮影してアップしてくれています。原作地を訪問し大事にしてくれていること がよく分かります。
最近はマンガやアニメを原作とする実写映画がヒットしています。
原作ファンは原作本を持ち、描かれた場所を見つけ聖地としていることで、原作に描かれた風景や空気感を映画に求めます。そのため忠実に表 現するには、原作の現場でマンガと同じカットを撮影することが大事な要素となります。そこで映画監督はその空気感にこだわり撮影することで、マンガ愛読者 だけでなく、映画を観てファンになった人たちを原作地に誘因する力となるのです。
映画制作者向けの雑誌「ロケーションジャパン」を発行している友人に聞いたのですが、発行当初は監督や関係者を読者として想定していたそ うです。ところが近年、若い女性を中心に読者層が拡がり、編集方針も女性読者を意識した方向転換をしたとのことです。
これから公開される鎌倉ロケの「ダーリンは外国人」、多摩川沿いで撮影された「ソラニン」など、どこにでもある風景や日常生活空間も観光 地化することが予想されます。
これからの「まちおこし」は、NHK大河ドラマを誘致するより費用も少なく実現す る可能性が高いではないでしょうか。
ちなみに映画ロケ誘致の相談は、地域活性プランニング