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ワーキングホリデー考(その1)

平成10年の秋に32名の参加者を迎え始めた「ワーキングホリデー飯田」も11年目に入った。今年は春イベントで4/26から3泊4日、
第2回は5/3からで、120名程度の方々が全国からやってくる。天候が進み摘花作業は花が散った後の摘果作業となる模様で、従来年とは若干作業が異なる
が、ゴールデンウィークは観光地でなく畑で汗する人々にまた会えるだろう。

ワーキングホリデー飯田HP:http://www.city.iida.lg.jp/waki/index.html

 

全国には九州西米良村と飯田の2種類のタイプが徐々にではあるが増殖しており、今後、実施したいとする自治体もある。

とは言うもののその実態は、現在実施中の地域は48自治体に留まり、今後実施したいとする自治体は148地域に及ぶものの地域の課題から
全国的な取り組みには至っていない。

その課題の多くは受入体制整備、受入農家や宿泊先の確保が中心である。

しかしながら現在進行中の地域を含め、どうもこのワーキングホリデーを誤解している向きもあるので、改めて飯田型について数回に分けて整
理していきたい。

 

通常ワーキングホリデー(略してワーホリ)と呼ぶものは、日本政府と協定を行っている外国で学ぶことや働くことができる制度で、最大で一年間、外国で
の生活を体験することであるが、
この
事業は農業や農村に関心を持ち真剣に農業をやりたい、就農を考えているが手探りで何も解らない方と繁忙期の手助けや後継者のほしい農家を結び、都市と農村
住民双方が、お互いの足りないところを補い合うパートナーシップ事業として位置づけ企画したものである。

極めてシンプルな国内版ワーホリのコンテンツであることがご理解いただけると思う。

ゆえにワーホリのキーワードとして次が挙げられる。

?     農作業を手伝ってもらい農家を延命させること

?     生産現場を理解してもらうこと

?     エンドユーザーの様々な情報を得ること

?     飯田と飯田の農産物を知ってもらうこと

?     新規就農者や定住者を得ること

?     農家が仕事や地域、自分に誇りを持つこと

だからこそ、この取り組みで重要なことは「観光ではない」が「リピーター」を確保することにあった。結果として一度でもこの事業に参加す
るとまた来たくなる「飯田病」を発症するため、登録者も年々増加し、昨年末で1500人(卒業者は除く)ほどになっている。

(そ
の2へ続く)

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