トランプ大統領のメチャクチャなリードで世界の政治経済が踊っている。
かたや日本の国会は災害や貧困に苦しむ庶民をよそに自らの利権だけで踊っている。
経済も株価がダイナミックなピップホップのステップだ。
残念だが日本は米国カメムシ大統領のように、関税で他国の利益を吸うしかないが、資源輸入や核の傘に依存する日本では問題外。
この踊り場へ入るには、金持ち倶楽部に入るしかない。
富と権力を手にする者が世界秩序をコントロールする。そんな世界が今、現実に訪れている。
要するに一般庶民は「会議が踊る」のを遠くから見ているだけ。
資本主義が民主主義を喰らいだした。
資本が政治を動かし、理念よりも利益が正義となる世界が静かに完成しつつある。
富める者はますます富み、脆弱な人々は声、命を失う状況だ。
「誰一人取り残さない社会」なんて幻想であり、庶民を助けるスーパーヒーローは、いくら待っても現れない。
これが私たちの現実だ。
分断は深まり、弱者は切り捨てられる。
私たちの社会は、自由と平等を語りながら、その陰で排除と格差を拡大しているのだ。
では、私たちはどう抗うべきか。
〇経済効率よりも人間の尊厳を優先する
〇競争ではなく共生を基盤とする仕組みを創る
〇利益ではなく、命と暮らしを中心に据えた世界を目指す
「豊かさ」とは何なのか。
本当に大切なものは何なのかを一人ひとりが考える時代がきている。

