一覧連帯の農都共創

ご飯を食べよう!!

今年の新米が高いとメディアが大騒ぎしている。
農林海産物がちょっぴり単価上昇しただけで煽りまくる。
輸入食材中心で加工したメーカー食品の価格が上昇しても、全品目で上昇した程度でお茶を濁す。
そりゃそうだ。
メディアは広告料で経営が成り立っている。
農林漁家からは金を貰ってないから守る必要はないわけだ。
上昇していても加工食品と同様の1.5倍。
米農家は燃料に肥料などの資材の高騰で、価格転嫁は人件費まで及んでいない。
ところが消費者はそのメディアに乗せられて「高い。高い」と大騒ぎする。
米は高いから買い控えしてパン食にすると、まったく勘違いした消費者さえ出てくる。
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考えてほしい。
総務省の令和6年2月分の家計調査報告によると、2人以上の世帯で1ヶ月にかかる米の値段は1527円、パンは2861円であり、1ヶ月あたりにかかる費用はパンの方が高いことが分かる。
総務省の小売物価統計調査によれば、茶碗1杯で約200gの米の値段は約43円。
炊飯の光熱水費を含めても50円程度だろう。
これほど国産で安定、安価な食材はない。
ダイエットや高血圧、糖尿病対策でも、食パンよりご飯を奨めたい。
なにより体内で合成できず食摂取に頼るしかない「必須アミノ酸」
この「必須アミノ酸」の体内効率の指標で用いられる「アミノ酸スコア」と言うが、アミノ酸スコアが高いほど身体に良いわけだ。
小麦のアミノ酸スコアは42、白米のアミノ酸スコアは61であり、明らかにタンパク質の「質」が白米の方が良いことが分かる。
糖質制限などをする際は、パンよりもご飯にした方が、量もたくさん食べられる。
腹持ちでも消化時間がパンより長い米はダイエットにも良い。
全国には美味しい米がたくさんある。
炊きたてのご飯は何より美味しい。

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かつ寿司におにぎり、混ぜご飯、ピラフ、チャーハン、カレー、雑炊、お茶漬けなど多様な食べ方もできる。
さあ、ご飯を主食に物価高騰を乗り切ろう!

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