私に休め、サボれと言われた行政マンがいるだろう。
そうした方は「真面目・優秀」で全ての仕事をこなしていた方々だ。
心当たりがある方は、苦笑いしてるに違いない。
日本人はとにかく、自分の能力のギリギリか超えて仕事を回している。
溢れる寸前のコップの水は、ほんのちょっとした刺激でこぼれ出す。
目一杯に伸ばしたゴムは、限界を超えれば切れるのだ。
ところが業務をこなすマジメさんは、これが心地よく余力など残すつもりもない。
まあいわゆるワーカホリック状態で自分では働き方改革なんて考える事はない。
「24時間働けますか」のCMが普通に流れた時代ではない。
もう上司に昭和な方はいないと思う(笑)が、この昭和バブル型ワークで病んだ日本人が増加しているのではないだろうか。
心を病む方も増加している。
この心身の健康を取り戻すには「旅」に出ることだ。
人間は6万年前にアフリカから旅だった。
今のように1つの土地にしがみつく生活は明治政府による政略だ。土地を持つことで儲かる仕組みを創ったからだ。
農業だって土地が痩せれば人は移動した。
気候変動で人は移動した。古代都市で突然人が消えたのは戦争などで滅びたわけではなく、暮らせなかったから良い土地を目指して移動しただけだ。
移動することは人間の根源。そのDNAを人間は有している。
旅をすることが人間として生きること。
さあ旅に出よう!人間になるために