一覧お知らせ

地域防災と地域福祉、地域教育そして地域活性化は総合施策で!

東日本大震災を思い出す本日11/22の朝。復興は道半ばなのに・・・。
震度5弱との報道で大地震とは思えないのですが、津波は1mを超えてやってきました。東北の太平洋沿岸部の方々の気持ちを察すると何も言えません。さらに原発の冷却がストップしたとの報道に、もうあっちゃいけないだろ!と怒りを覚えた朝でした。

あの大厄災以来、全国各地で様々な災害に対する備えをしていることと思います。しかし立派な防災計画でも抜けはあります。少なくとも防災計画と福祉計画が連動していない計画は穴だらけでしょう。

様々な地域支援は行政職員や区役員だけでは、とても全て目配りできない。地区まるごと家族になることが、これから必要な時代です。

つまり縦割り業務の行政に任せていても限界があるのです。

なぜならば、

災害時における要援護者は高齢者だけでなく、障害者、傷病者、妊婦、自分で判断できない高齢者・乳幼児・子ども、日本語が分からない外国人、旅行者などがいるのです。

日常生活での要援護対象には、引きこもりや貧困も入ってきます。

孤独や孤立の解消が「安心・安全」なまちづくりの根幹となり、災害時にも地域の支え合いとして大きな機能を発揮することになるでしょう。

だかこそ「他人事」でなく「我が事」として受け止めるように、子どものころからの福祉教育や住民が社会福祉を学ぶ機会を作る学校教育との連携も必要となります。そしてそれが「ふるさと」に愛情を持つ子どもとして育ち、将来の地区の担い手となるのです。

自分や家族の命、子どもたち、暮らしの環境、そして地域の未来は自分たちで死守するしかないことを理解しましょう!

 

Pocket

QRコード