これを読む前にロケーションジャパンhttp://www.chiikikassei.co.jp/Lj/の
「観光カリスマ井上弘司コラム」を読んでいただけましたか。
そのコラムと相互乗り入れを実験的にしてみました。書きっぷりが違うと思いますし、内容は当然違い
ます。何人かの友人から両方見てるとメールがあり、ではでは両方見てもらいましょうと我が儘コラム。後編はやはり書きっぷりと妄想力が…
鉄道のローカル線には、鉄ちゃん・鉄子ちゃんといった鉄道マニアがいて、これで廃線とか古い車両の
引退には、この鉄道マニアだけでなくカメラマニアや旅マニア、しまいには不便だから自家用車を利用していると乗車しなかった地元の人たちまで訪れる。
古くからの商売にも『閉店商法』があるように、日本人は辞めるよ、これ1点でもう無いよと言われる
と、何故か見向きもしなかった人まで集まり名残を惜しむ妙な習性がある。
最近、もっとも有名なのは大阪道頓堀の「くいだおれ」だろう。
現実に廃止検討に直面している地域の方には失礼だが、一言、廃止の話が出れば『乗って残そう』とい
わゆる「サクラ乗車」が始まる。
原油値上がりや乗客の減少で経営が悪化する一方のバス会社。
ならば、バス会社も同様に「サクラ乗車」の増加を図るため「もう駄目です。路線を廃止します」と言
えば延命できるだろうか。答えは否である。
そうした姑息な『閉店商法』でなく、夢を見せるような仕掛けを考えましょう。
西村京太郎氏を代表格に鉄道ミステリーはたくさん書かれテレビ等で露出が多い。
このため一般観光客もローカル線に乗りたいという行動に移る。
ところが地方の路線バスを使用したミステリーは無く(あるかもしれないけど読んだことがない)露出
しないので観光にならない。
そこで実に他愛のないアイデアだが、過疎地バスをモデルに恋愛モノやミステリーを有名作家の方々に
書いてもらい映画化をすることはできないだろうか。
国土交通省と経済産業省が小説化と映画化の助成をして制作し、版権は都道府県に帰属させ、ヒットす
れば県が関係バス会社に関連グッズの製作を許可。
なんて駄目ですかねえ関係者のみなさん。
ただ路線バス存続に補助金付けるより夢がありませんか?