鬼復活プロジェクトを始動して一週間が経過しました。賛同者の輪も徐々に拡がっており、MLでの論議も深化しつつありますが、ここで再度、私が進めたいプロジェクトについて整理したいと思います。
いまさらですが地方産業の空洞化で地方の雇用が減少し、若者の流出に歯止めがかからない状況です。このためプロジェクトで行いたかったことは「観光をメインに据えた地域産業の再生」です。
大都市だけで日本は生き残れません。若者を供給してきた地方の衰退は、そのまま大都市の衰退につながるばかりでなく、国の根幹である食料生産現場を失うことになります。
暮らしたい、暮らして良かったという地域は、農工商がバランス良く配置され生活が営めることが大切です。
鬼の復活をテーマとして掲げたのは、悪いモノの代表格で忌み嫌われ陰や闇の部分に封じられたはずでありながら、今も祭りや行事の形態として崇められている奇妙さは何だろうという疑問です。さらに鬼が登場する祭り行事が、どちらかというと中山間地や過疎高齢化が進む地域に存在していることや無形文化財になっていても継承者に苦慮していることが見えてきました。
大事な文化が日本人の僅かしか知らず、民俗学など学術研究の対象だけで、いつしか奥山に埋もれて消えていって良いかとの思いに至ったのです。
と書いてしまうと何か悲壮感が漂い重くなります。
まずは地域で行動してもらう。理念は後付けでいいのです。
鬼文化をテーマにしたツアーの造成です。ここに理屈はいりません。
皆さん、一緒に新しいツアーを造りましょう!
地域の力を結束しましょう!
今年、一つでも動かしてみましょう!
賛同者は一緒にやりましょう!
自分がやりたいという方を待っています