一覧地域再生

壊れていく地方の一次産業を守ろう

It is the last straw that breaks the camel’s back.
「最後のわら一本でラクダの骨も折れる」と言う英語のことわざがある。
何かで耐えられる限度を超えてしまうと僅かな事象(たった一本の藁)で折れてしまう。と言う意味だ。
コロナ禍で今、その最後の藁が背中に置かれようとしている。
国会議員はもう一度、「国づくり」とは何かを考えて欲しい。
「農は国の大本(おおもと)なり」と、稲作が始まってより国の発展は、“農”が支えるものであり、昭和の経済成長まで変わることのなかった国の根本原理であったはずだ。
昭和以前、国の経済全体に歪みが出ると雇用を含め農山村が吸収していた。ところが現在は吸収不可能になってしまった。
どう見ても国は地方の一次産業を「生かさず殺す」と言う政策を進めているかのようだ。
グローバルに展開する大企業には手厚いが、国民の命を育む食料生産現場を蔑ろにしては国が崩壊するだけだ。
このままでは国民を飢餓の世界に連れて行くことになる。
政府はもう「やっているふり」をやめて、本気で一次産業の再生をすべきである。
地方の一次産業再生こそ、日本の再生につながるのだ。
地方から潤沢に都市へ、モノ・人・エネルギーを送り続けるためにも、地域の一次産業活性化が絶対に必要である。
東京という中心が生き残るには、周縁の農山村が元気になれるかどうかにある。
明治政府による国民への刷り込みは見事なくらい成功した。
人は東京が、東京大学が、富士山が一番であると認識し、それ以外は「ハズレ」だと次世代に語り継いだ。教育での正解も一つしか無いとした。
東京をトップに地方を従える構図は現在も変わらない。
もう地方に負担を掛けないで欲しい。
一次産業にしわ寄せをせず、国の根本である一次産業の振興に全予算を振り向け地方を再生して欲しい。成果は必ず国を助け、国民を救うことになるはずだ。
都市と地方に上下はない。地域は「みんな違って、みんな良い」
農は「なりわい」で考える、むらは「共同体」で語ることが今こそ大切だろう。

Pocket

QRコード