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子どもたちの提案を大人が実現

 地域医療や公共交通、少子高齢化に加え、昨今の大不況で地方の経済や雇用の悪化などにより、様々な地域問題がクローズアップされてきました。地域再生や地域活性化は全国各地で至上命題となっており、本年になってから政府の緊急雇用対策で、ずいぶん人の動きが出ています。

 3月31日にプレスリリースされた総務省の「地域おこし協力隊」は、地方に優秀な人材を誘導する良い事業と言えます。

 昨年度は稚拙な指導ですが都道府県の半分ほどに伺い、地域が持続するための戦略や三省連携の「子ども農山漁村交流プロジェクト」のアドバイスをさせていただきました。

 各地を廻り気づくことは、「ダイヤモンドを踏みつけて、地域資源が無い」と悩んでいる地域が非常に多かったように感じます。

 大人の「自分たちの地域には何もないグラス」で見るから、あるもののが認識されず無になっているんです……。

 ここはひとつ、地域の子どもたちに一肌脱いでもらいましょう。

 「子ども提案を大人につなぐ実現化事業」なんて言うのはいかがでしょう。感性の鋭い子どもたちの夢を実現させたら、地域を愛する子どもたちになり地域に貢献するようになると思います。

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