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地域に惚れてもらう

コロナ前から○○都民を代表するように、都市住民が暮らす地域は単なる居住地になりコミュニティは希薄になっていた。
ひとりぼっちとか不安から「狭い家でもう我慢できない!」「置いて行かれたくない」という心理状況にある人たちが街に出始めた。「オンライン飲み会は寂しい」という人たちが既に通常の客入りとなっている飲食店もある。人の温もりは何よりの癒やしであり、愚痴や馬鹿話は面と向かって酒を酌み交わしたいのだ。
コロナ禍でリアルな会話の機会が減っていることで、笑顔になることも減っている。
リモートワークや「Web会議」は妙な気配りで疲れが増し辟易している人も多い。オンラインの交流はカメラ前から「移動できないこと」でストレスとなり「Zoom疲れ」と言う言葉も出てきた。
バーチャルツアーが盛んだったが、11月に入り移動制限が解かれたことで、「どこかへでかけたい」「人とコミュニケーションしたい」という欲求から休日の大移動が始まった。とは言っても、収束したかに思えるコロナの第6波が12月から来ると専門家は警告している。密な環境はまだ危険であるし敬遠される。子や孫たちも来て欲しいが、一方で高齢の家では不安がある。
リスク・マネジメントの徹底をしつつ、良質の疎の観光地を目指して欲しい。
一方で今の上質な観光客は、価格よりも地域の魅力を重視しており、低価格は地域のブランドを毀損する欠点がある。
地域との関係性によって顧客を切り分け、より相性の良い顧客に対して優先的な取り扱いを行っていくことで、「相性のよい顧客」の比重を多くし「相性の悪い顧客」を抑制していくと良いだろう。

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