何でも短縮する昨今である。就活(就職活動)という言葉は知っていたが、近頃は婚活(結婚活動)などという言葉もある。
英語の短縮で、近頃ブレークしているアラフォーやアラザーも年代が上の人には、「何だ?こりゃ?!」というところだろう。
一応、そうした諸兄に説明しておきます。
アラフォーとは「アラウンドフォーティー(Around 40)」の略で、40歳前後の女性のことを指す。
今、そのアラフォー世代が消費のターゲットになっている。
彼女らは「ジュリアナお立ち台」世代で
あり、女性誌などで持ち上げられると、さっさと一番目立つ場所に上がる傾向もある。
キャリアウーマンという言葉が生まれた
のもこの世代からで、経済的にも余裕があったことから「永久就職」と言われた結婚と、自身の仕事や自由な生活を天秤にかけ、自己の価値観を優先させてき
た。
そうした生活の中で、ふと足を止めたと
き「???」が心によぎったのだろうか、婚活に走り出したのである。とは言っても自立した女性たち?女性誌が続々と創刊されるやいなや待ってましたとばか
り飛びついて……。
かたやアラサーあるいはアラザーは、これ
に当てはめると30代前後の女性となる。元々はこちらの言葉が早く、アラフォーはその後に派生した言葉であるが、
彼女らはルーズソックス、ガングロ、茶髪、プリクラという流行を担った
「コギャル世代」なのである。
コギャル世代の特徴は、既成概念からぶっ飛んでいることで、その自由さは、女性誌に忠実なアラ
フォー世代とは一線を画している。
ところでアラフォー世代の男といえばアッシーくん。アラサー世代は電車男だろうか。
いずれにしても情けなさがよぎるのは年のせいだろうと一人納得させる今日この頃である。