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	<title> &#187; 地域再生</title>
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		<title>「縮重社会」で自治を再定義する(1)</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Jan 2026 01:17:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[最近、自分の住んでいる街で「あれ？」と思うことはありませんか？ 古くなった道路の工事がなかなか始まらなかったり、近所の公共施設がひっそりと閉鎖されたり。 いま、日本中の自治体が「人口減少」と「お金の不足」という、かつてな [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>最近、自分の住んでいる街で「あれ？」と思うことはありませんか？ 古くなった道路の工事がなかなか始まらなかったり、近所の公共施設がひっそりと閉鎖されたり。<br />
いま、日本中の自治体が「人口減少」と「お金の不足」という、かつてない二重苦に直面しています。 私たちは、これまで当たり前だった「右肩上がりの成長」から、どうやって賢く、誇りを持って縮んでいくかという「縮重社会（しゅくじゅうしゃかい）」の真っ只中にいます。<br />
特に農山村では、状況はより深刻です。 草刈りや水路の管理、お葬式の助け合い……。 そこには「住む場所」だけでなく、守るべき「暮らしの仕組み」があります。 でも、それを支える人がいなくなれば、集落は維持できません。<br />
そんなとき、多くの政策は「どうにかして存続させよう」と、無理な延命策を繰り返してきました。 でも、本当にそれでいいのでしょうか？</p>
<p>なぜ私たちは「やめる」のが苦手なのか<br />
実は、日本人にとって「自治（自分たちのことは自分たちで決める）」という感覚には、独特の歴史があります。<br />
ヨーロッパでは、自分たちの暮らしを守るために戦って勝ち取った「権利」が自治でした。 でも、日本では古くから、自治は「お上（国）」から与えられた役割、という感覚が強いのです。<br />
そのため、私たちはどこかでこう思ってしまいます。 「行政サービスは、国や市が平等に与えてくれるのが当たり前だ」<br />
だからこそ、バスの路線が廃止されたり、施設が統合されたりすると、自分たちが「切り捨てられた」とか「負けた」と感じてしまう。反対運動が起き、決断は先送りされ、結果として地域全体が共倒れになっていく……。そんな光景が全国で繰り返されています。</p>
<p>「撤退」という名の、前向きな選択<br />
私はここで、あえて「撤退」という言葉を使いたいと思います。 でも、それは決して「逃げ」や「放棄」ではありません。<br />
「何を大切にし、何を次の世代へ繋ぐために、どの機能を手放すか」<br />
それを住民自らの意思で決めること。 これこそが、本当の意味での「自治」を取り戻すプロセスではないでしょうか。<br />
これまでの専門的な議論は、「いかに効率よく街をコンパクトにするか」という地図上の数字の話ばかりでした。 でも、本当に必要なのは「誰が、どの順番で、どう納得して決めるか」という、もっと泥臭くて、血の通った話し合いのはずです。</p>
<p>自分たちの物語を、自分たちで描く<br />
国が決めた一律のルールに従う必要はありません。 その土地には、その土地だけの歴史があり、文化があり、暮らしがあります。<br />
「縮む」ことは、消え去ることではありません。 大切なものを守り続けるために、不要な重荷をそっと下ろす。 それは、私たちが尊厳を持って生き抜くための、クリエイティブな戦略です。<br />
「いつかなくなる」ことを恐れるのではなく、「どう畳んで、次に繋ぐか」。 そんな、新しい自治の物語を、皆さんと一緒に紡いでいきたいと思っています。</p>
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		<title>農村自衛隊に思う</title>
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		<pubDate>Fri, 16 Jan 2026 00:43:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[私がこのタイトルを思いついたのは地域おこし協力隊制度が発動した次の年だった。 現在考えられている制度とは違うが、とにかく過疎農山村の農業農村を守るにはどうしたら良いかと考えた1つのアイデアであった。 思いついたら行動する [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>私がこのタイトルを思いついたのは地域おこし協力隊制度が発動した次の年だった。<br />
現在考えられている制度とは違うが、とにかく過疎農山村の農業農村を守るにはどうしたら良いかと考えた1つのアイデアであった。<br />
思いついたら行動する。<br />
総務省は個人を送り込む制度。農水省は団体で送り込む制度ができないか。<br />
困った地域に集団で送り込みには、基本的な農業を学ぶ必要がある。<br />
そこで目を付けたのが都道府県にある「農業大学校」であった。<br />
当時、農業大学校は定員に達していない赤字経営で農地も余っていた。<br />
自衛隊の拠点はここにしよう！<br />
自衛隊員だけで無く一般もごちゃまぜにした一個小隊(20～50人)として、分隊で派遣する。<br />
そんな感じで資料作成をして、意気揚々と農村政策に持参し、当時の課長に提案した。<br />
だが「自衛隊って言葉が引っかかる」の一言で、中身を吟味せず日の目を見ることがなかった。<br />
そんな没ネタが10年以上経過してよみがえるようだ。</p>
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		<title>燃え尽き症候群にしない</title>
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		<pubDate>Fri, 14 Nov 2025 02:28:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[かつて地域づくりで頑張った方々が鬼籍に入ったり、引退している。 一生懸命地域を盛り上げようと粉骨砕身で活性化してきたが、次の世代にバトンタッチしようとしたものの次世代が育っておらず終わってしまったというケースもある。 「 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>かつて地域づくりで頑張った方々が鬼籍に入ったり、引退している。<br />
一生懸命地域を盛り上げようと粉骨砕身で活性化してきたが、次の世代にバトンタッチしようとしたものの次世代が育っておらず終わってしまったというケースもある。<br />
「俺たちはこれだけ頑張ってきた。さすがに疲れたので休ませてくれ」と言われたこともある。<br />
いわゆる燃え尽き症候群に陥っているのだ。<br />
その燃え尽き症候群になってしまった地域は悲惨である。<br />
現在国は、様々施策や助成事業の飴と鞭で地域の尻を叩く。<br />
その一番手がインバウンド施策だろう。<br />
申し訳ないが日本の過疎地まで幻夢を見せる施策は、早晩終結を向かえるだろう。<br />
施策の根っこに『哲学』がない経済論理だけだからだ。<br />
ゆえに地域人材が燃え尽き症候群にならないよう、地方自治体は熟慮願いたい。<br />
諸課題を抱え、何とかしたいのは理解できるが住民は人材だ。<br />
今こそ風土改革のチャンスだ。<br />
未来に向け、住民を行政の都合やトップのパフォーマンスで未来へ誘ってはいけない。<br />
成果は持続する社会環境を創ることだ。<br />
そのプロセスで住民の達成感となるよう仕込んで欲しい。<br />
<div id="attachment_2267" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/4a08ab2262221ffef192c1be926db9fb.jpg" rel="lightbox[2266]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/4a08ab2262221ffef192c1be926db9fb-300x227.jpg" alt="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" width="300" height="227" class="size-medium wp-image-2267" /></a><p class="wp-caption-text">OLYMPUS DIGITAL CAMERA</p></div></p>
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		<title>賢くダウンサイジングする</title>
		<link>http://tiiki-saisei.jp/2261/</link>
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		<pubDate>Thu, 13 Nov 2025 03:48:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>
		<category><![CDATA[廃校活用]]></category>

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		<description><![CDATA[最近、地方自治体が財政逼迫との報道が多くなっています。 そこに暮らす住民が残っていながら“自治体の消滅危機”が目前に迫っているのだ。 岡山県の美咲町は、平成17年に３町(久米郡中央町、旭町、柵原町)が合併した町で、「卵か [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>最近、地方自治体が財政逼迫との報道が多くなっています。<br />
そこに暮らす住民が残っていながら“自治体の消滅危機”が目前に迫っているのだ。<br />
岡山県の美咲町は、平成17年に３町(久米郡中央町、旭町、柵原町)が合併した町で、「卵かけご飯」の発祥地と言われる。<br />
平成30(2018)年に就任当初、「長期計画も財政ビジョンも町に存在せず、それぞれが勝手にやるだけで課題解決の姿勢も政策立案の体制や機能もなかった」と青野高陽町長は言う。<br />
だが驚いていても町政は進まない。危機的な財政状況を知ると早速改革に動いた。<br />
合併時16,500人の町は、現在12,647人(令和6年7月)と、合併した町1つ分が消えた。<br />
そのため町が出した答えは、「賢く収縮するまちづくり」を標榜し、「子どもの幸せ最優先」と「地域住民が主役」を２大方針に掲げ、人口減少に見合ったまちの大きさにダウンサイジングする中で、住民生活を守りつつ、将来に負担を残さない持続可能なまちづくりを目指した。<br />
青野町長は「何かを始めるには何かを削る覚悟が必要」と公共施設の統廃合を推進していく。<br />
その規模は３７施設の解体に４施設の売却と大規模な整理を計画し、順次進める一方で新たに機能集約をした複合施設を設置している。<br />
<strong>■壊すだけでなく、必要なものをこじんまりと作る</strong><br />
先日埼玉県や福岡県であった下水道陥没事故などが示すように、必要不可欠な上下水道や橋・トンネルなど道路関係の老朽化は喫緊の課題でありながら、財源不足で遅々として進まない。<br />
ましてや老朽化した公共施設を更新する費用が捻出できないとする自治体が数多くある。<br />
人口1人当たり建築系公共施設が全国平均の２倍以上あった町の維持費は年平均6億円を費やしていた。そこで町長就任から30年間で公共施設の延べ面積を財源ベースで46％減らす再編・集約を打ち出した。<br />
ただし、やみくもに壊すとか撤去するのではなく、公民館や図書館、保健センターなど地域に不可欠なものは、施設を3つ壊すかわりに、こじまりとした施設を1つくるようにした。<br />
“「物置庁舎」が示す覚悟”とメディアが紹介している役場本庁は「シンプル・コンパクト・フレキシブル・ローライフサイクルコスト」のコンセプトで、プレハブの庁舎で「ガリバリウム鋼板で天井も低い。雨が降るとうるさいんだよ。」と町長が笑って言った。<br />
岡山県内の庁舎建築単価は、1㎡当たり58万円以上だが、美咲町の庁舎は何と約30万円に抑えることができた。<br />
過疎自治体でさえ、豪華な庁舎を作る傾向があるが、いかに無駄遣いせず今、必要なインフラ整備は何かを体現したように感じる。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/98304560a8d19cb7244a4d3f2eff892d.jpg" rel="lightbox[2261]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/98304560a8d19cb7244a4d3f2eff892d-300x225.jpg" alt="プレハブの美咲町役場" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-2262" /></a><br />
かつて私が勤めていた市での話だが、人口減少や財源の先細りが見えだしたため、長期計画でこれらを明記しようとしたが、議会から“右肩下がり”の計画はおかしいとの指摘があった。<br />
現在の地方自治体でも同じような発想がまかり通っていないだろうか。<br />
「出身地で毎年2000万円の赤字を垂れ流していた温泉施設や古い学校、プールを閉鎖するときは猛烈な反対署名もあった。街宣車が役場や自宅にやってきた。褒めてくれる人などほとんどいなかった」そうだ。<br />
温泉の廃止では5時間ほど住民説明会で批判されたと聞きました。<br />
それでも今までの延長線上に持続するまちは見えないと青野町長は覚悟をしたのだ。<br />
現在はそうした思いが徐々に住民に浸透し理解されるようになってきました。<br />
その先鞭を切り成果を見せたのが「みさキラリ」の愛称の美咲町多世代交流拠点で、役場本庁や公民館、図書館、保健センター、物産センターなどを集約や廃校を活用した「あさひなた」（旭地区多世代交流拠点）の結果だろう。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/ed13c304f0a20470605335f49bb2cdf31.jpg" rel="lightbox[2261]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/ed13c304f0a20470605335f49bb2cdf31-300x225.jpg" alt="廃校をリノベした「あさひなた」" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-2263" /></a><br />
美咲町ではこのように、アクセルとブレーキを同時に踏みながら縮む町の対応を日々行っている。<br />
青野町長の挑戦は、拡大路線の終焉を示す“地域の健康診断”でもある。<br />
縮むことを恐れず、町の体力に見合ったサイズに整える。その「賢い収縮」が、これからの地方の生きる道を照らしている。<br />
さすがに日本の人口が減り、地方経済が疲弊する中では活性化の特効薬はない。<br />
むしろ拡大しすぎた公共施設や事業を畳むことも必要だと美咲町で実感した。</p>
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		<title>暮らす人に惚れてもらうことが「田園回帰」の核</title>
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		<pubDate>Mon, 10 Nov 2025 23:21:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[かつて田植えや稲刈り、脱穀は、地域総出の一大行事だった。 人が集い、助け合い、収穫を祝い合うことで、農村には自然と笑顔と賑わいがあった。 しかし今や、機械化と効率化の波が進み、「省力化」と引き換えに農村の風景から人の姿が [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>かつて田植えや稲刈り、脱穀は、地域総出の一大行事だった。<br />
人が集い、助け合い、収穫を祝い合うことで、農村には自然と笑顔と賑わいがあった。<br />
しかし今や、機械化と効率化の波が進み、「省力化」と引き換えに農村の風景から人の姿が消えつつある。<br />
家の跡取りはいても、農業を継ぐ後継者は見当たらない。<br />
日本の農業就業人口は1960年の約1454万人から、2024年にはわずか114万人へと激減。平均年齢は68歳を超え、「令和の米騒動」といわれる価格変動の中でも、生産を支えるのは70代が中心という現実だ。<br />
20世紀の文明社会では、「土から離れること」が豊かさの象徴だった。<br />
だが、土を離れることは同時に、文化を手放すことでもあった。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/yokagura033m.jpg" rel="lightbox[2256]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/yokagura033m-300x197.jpg" alt="yokagura033m" width="300" height="197" class="alignnone size-medium wp-image-2258" /></a><br />
旧来の日本文化である地域の風土や祭り、暮らしの知恵が消えつつある今、もう一度それを価値として再発見することこそが、農山村再生のチャンスとなるはずだ。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/img_0.jpg" rel="lightbox[2256]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/img_0-300x200.jpg" alt="img_0" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-2257" /></a><br />
ドイツでは、一般市民の半数が「フェアアイン（Verein）」という市民組織に所属している。<br />
それは行政任せにしない社会的インフラともいえる存在で、消防団や公共施設の維持管理、スポーツ、音楽・演劇、地域文化の継承など、多様な目的で運営されている。<br />
名門サッカークラブ「FCバイエルン・ミュンヘン」も、もとはこのフェアアインから生まれており、個人の意思に基づく「自発的な参加」が原則であり、それがドイツの市民社会を支える基盤となっている。<br />
いま日本では、田舎の価値に気づいた若者たちが、少しずつ農山村へ移住し始めている。<br />
だが、訪れた地域が旧態依然で暗ければ、定住にはつながらない。<br />
人を惹きつけるのは、そこに暮らす人たちの“まなざし”と“輝き”だ。<br />
「キラキラ」「ワクワク」を感じさせる暮らしぶり、幸せそうな笑顔があってこそ、「ここに住みたい」と思われる。<br />
そのために必要なのは、行政主導の「誰一人取り残さない」ではなく、住民主体の「誰一人取り残されない」地域づくりへの転換だ。<br />
もう、切り株のそばでウサギを待つ「守株待兎（しゅしゅたいと）」では成果は得られない。<br />
動き、語り、つながる──その先にこそ、「暮らす人に惚れられる地域」の未来がある。</p>
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		<item>
		<title>負けるという選択肢はない</title>
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		<pubDate>Fri, 07 Nov 2025 01:43:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[ワールドシリーズでの山本由伸の投球は、まさに“”そのものだった。 ドジャーズの優勝のために自分ができることを全てやり切る。その姿勢には、誰の目にも「必死さ」と「執念」が宿っていた。 「マジか！」と唸った佐々木朗希の足りな [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ワールドシリーズでの山本由伸の投球は、まさに“”そのものだった。<br />
ドジャーズの優勝のために自分ができることを全てやり切る。その姿勢には、誰の目にも「必死さ」と「執念」が宿っていた。<br />
「マジか！」と唸った佐々木朗希の足りない部分が、そこにあったのかもしれない。<br />
必死さは伝染する。<br />
チームの誰もが、山本の投げる姿を見て「これは自分の戦いだ」と感じ始めた。<br />
体力の限界を超えて投げるエース。<br />
打球を追って飛び込む野手。<br />
ベンチも含め、全員がひとつの生き物のように戦った。<br />
そして手にしたのは、優勝という“宝物”だった。<br />
*********************<br />
地域も高齢化で様々な役割を担えず「もうダメだ」と諦めていないか？<br />
外から「あそこは終わりだ」と見限られてはいないか。<br />
地域のピンチは「チャンス」だと言う。<br />
だが、識者たちが語る“チャンス論”はどこか曖昧だ。<br />
現場を知らない人間には、真の再生の道は見えるはずがない。<br />
ひとつ課題を解決したくらいで、地域が救われるわけでもない。<br />
だが、希望はある。<br />
それは・・・若者の登用である。<br />
年長者は知恵を貸すだけにとどめ、たとえ危うく見えても、口を出さずに見守ることが肝要だ。<br />
若者は壁を破る力を持っている。<br />
最近の若者は「良い子化」しているように見えるかもしれない。<br />
だが、意外と自分の意見を持ち、思考を深めている。<br />
孔子が弟子の子路に言った言葉を思い出す。<br />
「知っていることを知っていると言い、知らないことを知らないという。これが真の知である。」<br />
彼らは、自分の限界を自覚しながら、本質を理解しようとしている。<br />
だからこそ、信じて託すべきだ。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/DSC_0778-1.jpg" rel="lightbox[2248]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/DSC_0778-1-300x200.jpg" alt="DSC_0778 (1)" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-2249" /></a><br />
私は「火中の栗は喜んで拾え」と部下たちに言ってきた。<br />
そして握った栗はどんなに熱くても、火傷をしようが離すな。と<br />
自治体職員には、国の下請けではなく独立した気概を持ってほしい。<br />
自分は同僚から公安に睨まれると言われたが「南信州国独立宣言書」を2002年に起草した。<br />
かなり尖っていた（笑）<br />
あの頃は、「負けるという選択肢はなかった」のだ。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>沢から里に餌場を変えた熊</title>
		<link>http://tiiki-saisei.jp/2243/</link>
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		<pubDate>Tue, 04 Nov 2025 04:41:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>
		<category><![CDATA[連帯の農都共創]]></category>

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		<description><![CDATA[山間の細長く窪んだところを東日本では「沢」と言い、西日本では「谷」と呼ぶことが多いと武光誠氏は論じている。 川沿いの奥地に登り獲物を取ることを楽しんだ住民は「沢」と呼び、危険で役に立たない土地とみた住民は「谷」と呼んだと [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>山間の細長く窪んだところを東日本では「沢」と言い、西日本では「谷」と呼ぶことが多いと武光誠氏は論じている。<br />
川沿いの奥地に登り獲物を取ることを楽しんだ住民は「沢」と呼び、危険で役に立たない土地とみた住民は「谷」と呼んだとのこと。<br />
東西文化の境界にある飯田市などは「〇〇沢」と言う地名が多い。<br />
平地が少ないから険しい奥山まで山菜やキノコを採取に行った。<br />
沢筋は山葵やクレソン、沢ガニほかとにかく食べられるものが豊富だ。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/de0e1a64d06713292151345ba3744e26.jpg" rel="lightbox[2243]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/de0e1a64d06713292151345ba3744e26.jpg" alt="山山葵" width="259" height="194" class="alignnone size-full wp-image-2245" /></a></p>
<p><a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/672286fd32684c843b56ad6b89a2620f.jpg" rel="lightbox[2243]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/11/672286fd32684c843b56ad6b89a2620f-300x200.jpg" alt="沢ガニ" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-2246" /></a><br />
東北ではミズを採取して食べてますね。<br />
もちろん川の中にはイワナやマスもいて本当に沢は資源の宝庫なんです。<br />
しかし沢筋は熊の餌場でもある。<br />
イノシシなどとは沢ガニ取りで先を争う。<br />
幼少の頃から親に連れられて、そうした山によく入ったが、一度も熊と遭遇したことが無い。<br />
人間の気配を察知すると熊は遠慮して出てこなかったのだろう。<br />
今の山はその豊かさを失ってしまったのだろうか？<br />
昔と違い親熊は小熊に教えていないのか？<br />
人間社会では田舎から大都市を目指し、ふるさとの山には入らなくなった。<br />
熊の餌場は十分確保されているはずだが、熊は沢を目指さず里を目指して山から降りてくる。</p>
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		<title>歴史文化は、いつの間にかできるものだ</title>
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		<pubDate>Fri, 31 Oct 2025 02:36:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[たび談]]></category>
		<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[いま、日本の観光は「インバウンド台風」の真っ只中にある。観光の中心にいる業者は潤っているが、その周辺で暮らす地域住民にとっては「地域内での消費誘発」が薄いインバウンドの波が、むしろ生活への負担となって押し寄せている。 で [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>いま、日本の観光は「インバウンド台風」の真っ只中にある。観光の中心にいる業者は潤っているが、その周辺で暮らす地域住民にとっては「地域内での消費誘発」が薄いインバウンドの波が、むしろ生活への負担となって押し寄せている。<br />
では、政府や企業の思惑に左右されず、地域が食い物にされない“ほんとうの観光”とはどのようなものだろうか。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/DSC_1248-e1759293656724.jpg" rel="lightbox[2239]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/DSC_1248-e1759293656724-169x300.jpg" alt="DSC_1248" width="169" height="300" class="alignnone size-medium wp-image-2200" /></a><br />
少し懸念していることがある。高校教育から歴史科目が姿を消し、大学入試でも出題されなくなりつつある。<br />
こうした流れは中学校教育にも及び始めている。<br />
せめて日本の子どもたちには、「日本の歴史文化とは何か」を正しく学び取ってほしいと思う。<br />
日本観光の本筋は、世界に類を見ない「歴史文化の厚み」にある。<br />
もっとも、私たちが“伝統”と思っているものの多くは、実は明治期以降に「創られた伝統」である。<br />
記紀の時代から、宗教や国家政策を基盤に、一部の知識層が庶民を導く（ときに支配する）形で“国の物語”が編まれてきた。<br />
ゆえに、「いつから始まったのか」「なぜそうなったのか」と問われても、その起源は曖昧なことが多い。<br />
地域の祭りの多くは江戸時代が起源であり、建築物では奈良の大仏のように明確な年代がわかるものもある。だが、たとえば浅草の雷門――実は昭和35年（1960年）の再建で、東京タワー（昭和33年完成）より新しい。<br />
訪日客に人気の“伝統文化”の中には、こうした比較的新しい「創られた古さ」も少なくない。<br />
そもそも文化とは何か。<br />
文化庁は「自然や風土とのかかわりの中で生まれ育ち、立ち居振る舞いや衣食住、暮らしの様式、価値観などすべてを含むもの」と定義している。つまり文化とは、血の通った“生き方そのもの”なのだ。<br />
近年は映画『国宝』のヒットに象徴されるように、能楽や歌舞伎、相撲といった古典芸能から、世界に広がるアニメや食文化まで、多様な日本文化が高く評価されている。こうした本物の文化には、時代や国境を越えて人を惹きつける力がある。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/03e718c494590f804c584e7f2fa9c6f7.jpg" rel="lightbox[2239]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/03e718c494590f804c584e7f2fa9c6f7-300x211.jpg" alt="国宝" width="300" height="211" class="alignnone size-medium wp-image-2240" /></a><br />
一方で、「偽ジャパニーズ」を名乗り一時の流行に便乗する動きもあるが、それは本物の輝きを損なうだけだ。真に誇るべきは、時代の波に消されることのない“本物の文化”である。それこそが「文化による国防」と言えるだろう。<br />
だからこそ、流行や経済に振り回されることなく、日本は自らの文化を静かに、そして確かに刻み続けてほしい。<br />
地域の人々が、自分たちの土地に根ざすモノやコトを慈しみ、育て、次の世代へと繋げていく。その積み重ねの中で、家庭も地域も、そして歴史文化も「いつの間にか」形づくられていくのだ。</p>
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		<title>わがまちの財政は大丈夫か？</title>
		<link>http://tiiki-saisei.jp/2236/</link>
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		<pubDate>Wed, 29 Oct 2025 23:58:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[我が町の財政状況などまったく知らないし、興味も無い住民が大半だろう。 しかし流石にここに来て、全国の都道府県や市町村の財政が危機的状況とするニュースが流れ、我がまちは大丈夫かと思っているかもしれない。 実は地方自治体は何 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>我が町の財政状況などまったく知らないし、興味も無い住民が大半だろう。<br />
しかし流石にここに来て、全国の都道府県や市町村の財政が危機的状況とするニュースが流れ、我がまちは大丈夫かと思っているかもしれない。<br />
実は地方自治体は何度も財政悪化の死線を通り抜けている。<br />
もう最近とは言えないが地方財政は90年代以降に悪化し、国はその手立てとして「平成の大合併」を奨めた。<br />
だがその大合併は、合併特例債というアメにつられた合併でもあったため、後に次の財政悪化を招くことになる。<br />
06年６月の北海道夕張市の財政破綻をきっかけに、財政破綻を早い段階で防止することを目的に、07年６月に地方公共団体財政健全化法が公布された。<br />
にも係わらず、財政は悪化していく。<br />
地方財政の規律はどうして甘くなったか？<br />
大きな要因は社会保障関係費の増加であり、その手当として発行された行政改革対策債だ。<br />
特に国の都合で増発した「臨時財政対策債」が、長らく地方財政を蝕んできたのである。<br />
この赤字地方債は、国が地方への交付金などを削減する代わりに、その代替財源として地方債を発行させる仕組みであり、本来は国が手当しなければならないものだった。<br />
ゆえに、その年度の財源不足は解消されるものの、借金であることに変わりはなく、償還（返済）は長期にわたって地方自治体が将来の負担をするはめになったためだ。<br />
この起債の本来の目的は、名称の通り「行政改革対策債」で、自治体の行政改革を促すものであり、償還財源も後年度に地方交付税が措置されるものだった。<br />
ところが自治体に構造改革を促すインセンティブを与えるどころか、実際には老朽施設の改修や新庁舎整備など“ハコモノ整備”に流用されるなど単なるインフラの延命を図る事業に転用されてしまった。<br />
地方自治体も交付税措置（いわゆる保障される）されるため、借金という意識が希薄になり、都合の良いお金は、自律的な財政運営や健全化に向けた努力を忘れさせた。<br />
つまり「改革を進めるための武器」は、「財政の多重債務の罠」に陥ったのである。<br />
地方自治体は必ず財政状況を公表している。簡単なのは「公債比率」で、いわゆるまちの借金額を確認できる。<br />
単純な率では判断しずらく、何％だからダメではないが、15％を越えているとしたら要注意。<br />
もう一つは実質赤字比率が3％を越えていないかどうかが標準的な判断基準となる。<br />
無関心だった自分のまちの財政にちょっとだけ関心を持とう。<br />
<div id="attachment_2237" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/c66f4eb21984e5d5b32a0df7bf2817f6.jpg" rel="lightbox[2236]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/c66f4eb21984e5d5b32a0df7bf2817f6-300x249.jpg" alt="身動きできない自治体のようだ" width="300" height="249" class="size-medium wp-image-2237" /></a><p class="wp-caption-text">身動きできない自治体のようだ</p></div></p>
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		<title>地域の「中間支援組織」と「人材」</title>
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		<pubDate>Tue, 28 Oct 2025 00:29:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[井上]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[たび談]]></category>
		<category><![CDATA[地域再生]]></category>

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		<description><![CDATA[■ＤＭＯの実態と課題 行政の補助金で運営する従来の観光協会は時代遅れのコストセンターだ。 そうした流れで生まれたのが、観光庁が推進する「ＤＭＯ（観光地域づくり法人）」だ。 現在、観光庁が認定しているＤＭＯは、広域連携ＤＭ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■ＤＭＯの実態と課題<br />
行政の補助金で運営する従来の観光協会は時代遅れのコストセンターだ。<br />
そうした流れで生まれたのが、観光庁が推進する「ＤＭＯ（観光地域づくり法人）」だ。<br />
現在、観光庁が認定しているＤＭＯは、広域連携ＤＭＯが10法人、都道府県ＤＭＯが38法人、地域ＤＭＯが286法人となっている。そこに現在、候補のＤＭＯを合わせると353法人となっている。<br />
だが制度化して10年経過した今、「名前だけＤＭＯ」とか、本当のマーケティング機能を有するのはごく一部で、実態としては観光協会業務（パンフ作成・イベント運営）の延長線に留まる場合が多く、この法人で本当に成果を上げているところは数少ない。<br />
本来ＤＭＯが目指す組織は、プロフィットセンターとして、自前で稼ぎつつ地域貢献をすることで、特に地域課題を住民と共に乗り越えるツールとして、さらに地域発意のローカル・ビジネスの創業・起業が育つ環境づくりを進めることが求められる。<br />
　最大の課題は財源と人材不足で、行政依存から脱却できていないことだ。<br />
　また観光の根幹を担う観光施設や宿泊、飲食、交通、商店街などの多様なプレイヤーとの地域内連携が希薄であることも見逃せない。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/6fb9e3c3ae7fe3e8e75e39bb32810679.jpg" rel="lightbox[2232]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/6fb9e3c3ae7fe3e8e75e39bb32810679-300x227.jpg" alt="御師" width="300" height="227" class="alignnone size-medium wp-image-2233" /></a><br />
■農村ＲＭＯの実態と課題<br />
集落規模の縮小や担い手不足(就農者の不足、農業従事者の高齢化)という地域の構造的課題がますます深刻となっている。<br />
この課題解決のため農林水産省は、農村ＲＭＯ（農村型地域運営組織）を設置する施策を打ち出した。<br />
この組織は小学校区程度をエリアに、農用地保全や地域資源の活用、生活支援という3つの柱をもって地域コミュニティを維持・強化しようとするものだ。<br />
ＲＭＯは「地域農業＋地域運営＋生活支援」という複合的な枠組みを構築し、農業振興や地域づくりのみ枠を超えた活動を想定している点で、「住民福祉の担い手」と「地域の経営を図る」両面宿儺の顔を持つことが特徴的である。<br />
ただしこれも観光ＤＭＯと同様に課題は財源と人材不足だ。<br />
農業を核とする活動であっても、農業そのものが収益性・担い手確保という面で厳しい状況にあり、活動を支える財源を含む基盤が脆弱なのだ。<br />
また最初の合意形成では、多様な主体の参加が求められる性格上、住民の意識共有や合意形成、運営体制の構築が簡単ではない。<br />
実際の運営面では組織としての収益の確保と持続できる活動と運営が必要であり、どの事業分野で、どのように稼ぐか」が大きな課題であろう。<br />
農林水産省でも現場での制度運用や継続的な支援体制の整備が十分ではないという声は聞いているようだ。<br />
<a href="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/nokorikaki.jpg" rel="lightbox[2232]"><img src="http://tiiki-saisei.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/nokorikaki.jpg" alt="nokorikaki" width="250" height="188" class="alignnone size-full wp-image-2234" /></a><br />
■人は人でしか磨けない<br />
ＤＭＯも農村ＲＭＯも何かを一緒につくるために動く多様な主体が手を取り合うＤＨ（デスティネーション・ハブ）であることが重要である。<br />
しかし決定的に組織の要となる「地域プロデューサー」不足している。<br />
観光ＤＭＯで機能している組織は、外部から人材を誘致したことや行政のサポートが行き届いていたゆえの成功事例だ。<br />
農林水産省も様々な人材育成を重要であるとしてメニューを提示しているが、いずれにしても組織ありきでなく人材誘致や地元人材の育成を図り「稼げる組織」を目指さないといけない。<br />
中間支援組織のプロデューサーは要石である。<br />
人口減や高齢化など喫緊の問題の中で、短期スパンの稼ぎだけでなく、地区に何が必要か、何を優先順位とするのかを整理し、具体的な事業として実践していくことだ。<br />
それは他力本願ではなく自身も努力することが大切だが、周囲の仲間や地区内外の方々に支えられて初めて良い仕事ができる。<br />
組織の成果の全権がその両肩に乗っているばかりで無く、住民個々の思いや夢のパズルを組み合わせ大きな画を描くことができるかが組織の成果に繋がる。<br />
地域や住民に愛情を持ち温かに接することで、行動することで自分や地域を助ける内外の多様な人材還流ができるはずだ。<br />
ようするに「愛あるプロデューサー」であることが勝者となるはずだ。<br />
核となるリーダーやプロデューサーは域内調達率を高めることが望ましい。<br />
地元人材の育成こそ組織や地域の将来にも及ぶ重要案件となるからだ。<br />
だがどうしても人材が見つからなければ、初動段階では外部人材の力を借りることはやむを得ないだろう。<br />
組織の要のプロデューサーは自ら旗を揚げ突っ走るのではなく、地域で共に夢見る住民に旗を持たせ、実践では横から寄り添い、裏から押し上げることが大切である。<br />
とにかくリーダーやスタッフの人材確保でプロジェクトの成果は決まる。<br />
組織とインフラは作った瞬間から崩壊に向かう。<br />
だが歴史文化と自然と人は、育てれば成長に向かうのである。</p>
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